今日は、前々から懸案だった、「ディスプレイ用ラティス」にニスをかけました。
ここで再び失敗談があります。
ホームセンターに行き、買ってきたニス。「クリア」が欲しかったので、「クリア」と書いてあるこれを買いました。
この春、長年の間、降りこんだ雨によってすっかり天板がはげてしまった、本棚の上にも私はニスをかけました。
そのときのことを思い出して、買ってきたニスを、右にある器に入れ、「水」でうすめました。
・・・そうです、これが大失敗で、今日私が買ってきたニスは「油性」でした。
前回私が使ったのは、技師さんが選んできてくださった「水性」のニス。
当然水でうすまります。
ところが、今日は・・・!
ニスなんて、図書館以外で私が使うことはまずないので、こういう基本のキ、での大失敗でした。
ちなみに、油性ニスに水を加えるとどうなるか。
ほとんどジェル状になります。
ぷるんぷるん、という感じになります。
この段階でも、私は間違いに気づかず、「変だなー」と思いながらラティスに塗りました。
気づいたのは途中からです。
しかし、大きなラティスは2度塗り、3度塗りすることで、とりあえずはキレイになりました。
交差しているところ、それから一番上の部分は、とくに気を入れて塗布します。
しかし、小さいラティスは、気合を入れて塗りすぎたのが仇に・・・。
この写真をみて、わかる方はきっと「あ、それはヤバイよ・・・」と思われることでしょう。
この写真など決定的です。
なにがどうあるかといいますと、この小型ラティスのように、平べったいものを、新聞紙にじかにおいて油性ニスを塗布すると、新聞紙にくっついてしまうのです。
しかも私はしっかり塗ったので、あろうことか、新聞紙にニスがしみこみ、廊下に貼りついてしまいました。
このピンチには、技師さんがラッカーうすめ液、というもので対処してくださいました。
このとき、私はニスの缶に書いてあるとおり、「使った用具はニスが乾かないうちにペイントうすめ液で洗いましょう」というのを実践していてのですが、「洗った後のうすめ液の処分」には困るし、どうしたらいいでしょう、と技師さんに相談しました。
すると、「刷毛は安いものなんでしょう?刷毛は作業が終わったら捨てればいいんです。」と言われました。
なるほど、と思った次第で、やはり知らない作業、慣れない作業は、専門家にどんな小さなことも聞きながらやらないとダメだな、と痛感しました。
ちなみに、水性ニスは30分くらいで乾くけれども、油性は粘着性がたかくそうはいかない、だから乾くまでに下に敷いた紙にくっついてしまうこともある、ということも教わりました。
うちの図書館は、管理者は本の整理や館内ディスプレイなどだけではなく、このようなことも全てできなければなりません。「苦手」では話が先に進まないので、どんどん教わって、きちんとできるようになりたいと思います。
失敗は成功のもと!(と信じて・・・)
その3では、これらの失敗のあと、かなりうまくいった本棚の天板のニスかけと、小学生ボランティア今日の大奮闘の様子をお知らせします。
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