カラフル夏の2デイズライブ、ライブレポ!part1(Riraiza.ka~Plastic"Yuki"Band)

福岡発、社会人バンドのライブイベントサークル、カラフルの2大イベントの1つ、夏の2デイズライブが、8月3日4日、無事終了いたしました。
去年は、Dancityと音故知新と、2会場に分けて行いましたが、今年は福岡市中央区清川のCavern Beatにて両日とも開催いたしました。
Cavern Beatオーナー町田さんと、彼の愛らしきパートナーアクアさんには、本当にいろいろと便宜をはかっていただき、無理をきいていただき、感謝にたえません。

2日間、初めてご参加の方も多かったのですが、和気藹々と、皆さんと一緒に楽しい時間を共有することができました。

では、ライブレポのスタートです。
2日間のトップバッターは、地味ーな数年間の活動から、本格的に活動を開始した、Riraiza。
今回は、パーカッションZakaちゃんとともに、Riraiza.kaとして参加です。

ジェイバンドでもしている、オリジナルのDを基調をした曲でスタート。

3人、というのは、本当に「小回りがきき、融通のきく」構成です。
大編成の迫力はないかわり、フリー感に溢れるところが特徴です。

2曲目は、8月という季節柄、どうしても私がやりたかった、「平和を祈る曲」。
MetalicaのOne⇒U2の、Sunday Bloody Sunday。
Oneの最後で、弦をスライドしまくったら、両サイドの2人が受けてしまいました。

続いて、Sunday Bloody Sundayのイントロのドラムを、カホンで再現。

音をお聞かせできないのが、残念です。
今回、わたしも本格的にパーカッションの方とご一緒することになり、パーカッションの「無限の可能性」に驚きっぱなしです。
本当に、パーカッションというのは、「何でも楽器にしてしまい、どんなことでもできる」パートだと思います。
最後は、Livin’ On A Prayer。
転調してから、BETAMETALの素晴らしき助っ人、ミスター永友が、大声で歌ってくれました。
思わずわたしも「ウォーウォ!」

ライブ前2週間、このRiraiza.kaが心配で心配で、密かにかなり練習しました。
楽しめて、本当によかったです。
なんだか、幸先いい気のした、2デイズライブのスタートでした(^^)

そして、2番目は、カラフルライブ初出演、Happy Life Quartet。
人生の大先輩たちによる、円熟のバンドです。いろんな曲をジャズアレンジで。

この時、ギターの方がビリージョエルの「ガラスのニューヨーク」を歌われ、サックスはお休みでした。
お休みの間に、ゴクッと瓶から飲み物を飲まれたりして。

なんか、そういう些細な姿がすべて絵になるバンドさんです。

このバンドには、ドラムがいません。ウッドベース1本でリズムを担われます。
ウッドベースは、カラフルライブで初めてでした。
真剣に、しかし、楽しげに。


サックスを担われるのが、リーダーさんです。

し、し、渋い・・・。

大先輩ばかりなのですが、みなさん、とてもお優しく、最後までいて下さいました。
これからずっと、私たちと仲良くして下さいませ!
ちなみに、昨日8月9日、リーダー重松さん(サックス奏者)からメールをいただきました。
とてもうれしい内容でしたので、ちょっとご紹介いたします。
「初参加の当バンドは、16:40~22:50の長丁場を、どう過ごすか苦慮しておりましたが、いざはじまると、あっと言う間の6時間でした。」
初めて参加してくださる方が、「あっという間」に6時間を過ごしていただけた。
とてもとても、うれしい言葉でした。
これから、沢山仲間ができていくと、もっと短く感じられるようになる・・・はず(^^)!
これからも、積極的に、じゃんじゃん参加してくださいませ!

さて、3番目は、カラフルライブ2度目の出演、唐津から参加の全盲のドラマー、Nabeちゃんこと、鍋島さんです。
今回は、博多駅からCavern Beatまでのご案内を、わたしの長女、Kurumuが担当してくれました♪
セッティングを手伝うCozyさんとZakaちゃん。


鍋島さんの音源をセットした状態と、確認される鍋島さんの手。

これに録音された、オリジナル音源などをバックに流し、ドラムを叩かれます。

Cozyさんは、一番近くに控え、セッティングの不備をすぐ調整されます。

この様子をみていたROSSOのベーシスト本庄さんが、「献身的だなあ。ミュージシャンの鏡だ・・・」とつぶやいておられました。
同感です。
途中、音源なしのドラムソロがあり、ツインペダル爆発の、スゴイソロでした。

このとき、わたしはBLACK SHEEPの面々の隣にいたのですが、根っからのハードロック人種の面々、魂を抜かれたように聴き入り、終わるや否や、「わーーーっ」と無邪気に歓声を上げながら、(^^)拍手喝采をおくっておられました。
鍋島さんは、天神発唐津行きの最終電車ギリギリまで、会場でライブを楽しんでくださいました。
また、ライブが終わってから、Zakaちゃんに、カホンのことを問い合わせるメッセージが入り、それにZakaちゃんがこたえるなど、交流を深めておられるとのこと。本当にうれしいです。
そうそう、鍋島さんの音源はどうやって作ってるの?とCozyさんが尋ねられたところ、なんと、全部自分で演奏したものを重ねて作っているとか。
これにも本当に驚きました。

今回、私は1つの決心をしました。
今回まで、鍋島さんが素晴らしい仲間とわかりながらも、会場までの案内ボランティアの確保の都合上、夏の2デイズしか、お声をかけられませんでした。
しかし、みんなと同じく、ローテーション(出演回数調整)の分母に入れるべき、と判断しました。
そのために、可能な限り、こちらの支援は最小限にし、鍋島さんご自身で、出来うる限りの「会場の近く」まで来ていただくよう、お願いをしました。
鍋島さんは素晴らしいドラマーです。全盲でいらっしゃいますが、そのことにとらわれすぎ、気を使いすぎ、「お手伝い」の枠を越えて、手を出しすぎるのをやめたい、と思います。
そうすることは、必ずこちらにも少しずつ負担となり、結果的に、継続的、永続的な鍋島さんのライブ出演を阻むものとなる、と信じるからです。

鍋島さんからは、「西鉄大橋駅までは自力で行けますよ!」
との力強いお返事をいただきました。
西鉄大橋駅から、カラフルのホームライブハウスのZOEは、歩いて2分のアクセス。
カラフルライブが、1歩前に進んだ、と実感した瞬間でした。
来年からは、ZOEを中心に、ドラマーNabeちゃん、大活躍です!

さて、4番目は久々の登場、ROSSOです。
今回からベースさんが入れ替わり、今回は「ベーシスト本庄さんお披露目ライブ」でもありました。

本庄さんと一緒に練習したのは、ライブ前3回ですが、互いに目で合図を送りあいながら、のチームワークもバッチリ♪(・・・と自画自賛)。

わたし、バンドやってて「楽しいなー」って思う瞬間って、実はこういう時なんですよね。
互いに目で合図しながら、ちゃんと「終わりが揃う」とか。
「展開にスムーズに入っていける」とか。
チームワークを実感できる瞬間だからかもしれません。

さて、本庄さん、とにかく「弾きまくる」!
ベースソロは圧巻でした。
ライトハンドォ~~~!

超絶スラップゥ~~~!

そしてまた、生粋の関西人らしく、とても楽しい方で、ちょっとした一言にいつもウケまくってしまいます。
「夏田さん、そこは草食系ドラムでお願いしますわ」とか。
「草食系ドラム」って何?
夏田さんは目を白黒、私はひたすら笑ってしまい。
アマチュアとは思えないスーパーテクの方なのに、そして、必要とあらば、さっとスコアやデモ音源を作って、みんなに配布して下さるようなスキルをお持ちの方なのに、フットワーク軽く、腰低く。
本庄さんを見ていると、学ばされることばかりです。

定番、情熱大陸も、楽しくて楽しくて仕方ありませんでした。

そして、最後は、本庄さんの決め台詞
「言いたいことはイロイロあるが、今日はこのへんにしといたろ。」

「今日はこのへんにしといたるわ」
これ、吉本新喜劇の池乃めだかさんのネタらしいですね。
これからROSSOは、カラフル新喜劇?的発展をしていくことでしょう(^^)v

そして、ライブレポPart1のラストを飾っていただくのは、Plastic”Yuki”Band。

ビートルズ関連・・・Wingsなどの曲を、ライブそのままの姿に演じることを追求!するバンドです。
(と私は解釈してますけど、違ってたらすみませんm(_ _;)m)
この、Yukiさんの、ギターを持つ手にご注目!

ゲイツライブ「天国」でのYukiさん。

そう、ギターを持つ手が逆!なんです。
ポール・マッカートニーは左利き。
だから、Yukiさんもあえて、利き手でない方でのギタープレイの練習を積んで、ステージに上がられたのではないかな、と思います。
このスタイルは、ギターを持たれる曲では全曲貫かれました。
私は絶対にできません。
練習しかけても、きっとすぐ挫折することでしょう。
こういう、「求道的姿勢」で音楽に向かわれるのは、Yukiさんの大きな特徴でもあると思います。
追求、ではなく、求道。
「道を求めて」。まさにそんな姿勢を感じます。
さて、今回、初めてベースの古川さんが、リードボーカルをとられました。
高校時代はラウドネスを歌ったという声、初めてじっくりお聴きすることができました。
前評判?通り、本当によかったです。

ドラマーGunちゃんは、このライブを最後にPlastic”Yuki”から卒業。
ラストライブとなりました。

ベタでのGunちゃんと違い、休み番(セットリストの中でドラムが入らない時)は、ドラムの席でゆっくりお茶をのんでたりして、妙に憩っているのが、密かにウケました。
Plastic”Yuki”Bandは、本来3ピースバンドですが、今回はゲストギタリストにリッチーさん、ゲストトランペッターに誠くんが参加。


2人のコーラスも息がピタリ。

facebookでのYukiさんの予告によると、次回のステージでは、「ベースに挑戦」とのこと。
次回のステージでの「仕掛け」も楽しみにしています!

・・・というところで、カラフル夏の2デイズライブレポ、Part1を終了いたします。
Part2は、6番目、ベタメタル~初日ラストのSphericalまでです!

コメント

タイトルとURLをコピーしました