11月12日、福岡東医療センターいずみ病棟にて、パレットで「ちょっと早いクリスマスコンサート」を行いました。
パレットの演奏活動も回を重ねるにつれ、「次はこうしよう」「こんなこともしてみたら」というアイディアが次々と生まれてきています。
ですから、今回のクリスマスコンサートは、イルミネーション、映像投影など、去年よりも沢山の工夫を凝らしました。
★テントをたて、その中で「キリスト生誕劇」や「世界の教会の写真」をスライドで流したり。
★中央にたてたスクリーンには、クリスマスのイルミネーションや、クリスマスケーキ、オーナメントなどのキレイで楽しい写真をスライドで流したり。
★そしてまた、周りにはたくさんのイルミネーションを施しました。
しかし、パレットの仲間だけでは、とても全部は準備できず、気づけば学校の先生方に、ものすごくたくさんのサポートをしていただきました。
「キリスト生誕劇と世界の教会」を映し出す、テントの設営とそのディスプレイは、すべて先生方によるものです。心から感謝いたします。
もちろん、パレットの面々も、到着するやいなや、黙々と準備をします。
なんとか会場設営が終わったら、息つくヒマもなく、すぐにリハーサルをしました。
パレットのように、その時々の来れるメンバーで、プログラムを構成するコンサートは、とくに「つなぎ」が大切で、そのリハーサルを中心に行いました。
今回、4部構成で行いましたが、それぞれの部の間に、シーーーーンとした「間」があいてしまうと、なんだか白けた雰囲気が漂ったりするものです。
なので、それぞれの部の間に、「音」が途切れないように、その確認をきっちりと行いました。
さて、福岡東医療センターでの演奏は、パレットとして演奏する以前から、何らかの形で行ってきました。
そして、今回、初めて、念願かなって、呼吸器の児童がいる病室での、ベッドサイドコンサートが叶いました。
時間はわずか20分でしたが、3曲、心をこめて演奏させていただきました。
ベッドサイドコンサートのプログラムです。
★第1部「天使の歌声でノエルな気分」
・未来へ(キロロ)
・アヴェ・マリア(カッチーニ)
★第2部「ギターの響きと歌声と」
・星空(坂口豊)
先生たちが、心をこめて飾りつけたベッドサイドで、れなさんの歌声、順子さんのピアノ、坂口さんのギターと歌声が響き渡りました。
そして、ベッドサイドコンサートと並行して、訓練棟では、楽器体験が行われていました!
盛況だったとのこと、本当によかったです。
楽器体験とベッドサイドコンサート終了後は、大きな訓練棟で、コンサート開始です。
訓練棟でのコンサートのプログラムです。
★第1部「天使の歌声とピアノ」
・アメイジング・グレイス
・未来へ(キロロ)
・アベマリア(カッチーニ)
★第2部「にぎやかにロックな音楽!」
・インストゥルメンタル
・紅蓮の弓矢(進撃の巨人)
・CHA-LA HEAD-CHA-LA(ドラゴンボール)
★第3部「楽しいクリスマスソング」
・きよしこの夜
・The Christmas Song
・White Christmas
★第4部フィナーレ!
・サンタが街にやってくる
(santa claus is coming to town)
・クリスマスイブ(山下達郎)
第1部を担当した、れなさんの、きよらかな歌声と、その歌声と絡み合い、会場に響き渡る、順子さんのピアノの音。
第3部を担当した、坂口さんの、優しい歌声と、Ikuさんの誠実なキーボードの音色。
そして、最後まで、心優しきドラマー、西坂さんがリズムを支えてくれました。
とてもとても真剣にプログラムを考え、一生懸命準備をして臨んだこの日。
終わってみると、やはり反省点が目に付き、気になり、「ううううう」と落ち込んだりしました。
しかし、次へ、さらに次へと、つなげていきたいと思います。
もっともっとよりよい音楽をお届けしたい。
そして、まるで「外出したかのような」異空間を、できるだけ早「手品のように、魔法のように」出現させたい。
一歩一歩、誠実に、確実に、前に進んでいきたいと思います。
東医療センターの皆さん、ちょっと早いけれど、メリークリスマス!
本当に、ありがとうございました。
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