さて、メンテナンスに出していた私のバイオリンですが、驚くべき改造?を施されて戻ってきました。
そのことについては次回アップします。
今日はそのバイオリンショップオーナー川手さんについて。
この写真を見て、誰がバイオリンショップオーナーと思うでしょうか。
いやはや、前から存じ上げてはいましたが、本当にロックギタリストでした。
リッチーブラックモアと同じだというギターを見せていただきました。
ヘッドの部分もこのとおり・・・。
ピックもリッチー仕様、鼈甲製です。ううう、彼は私と同じ年ですが、私同様「いい年」してこの凝りよう。このロックバカぶり。本当に嬉しい限りです。お願いですから今後悟った熟年になっていかないでくださいね。
こじんまりしたオフィス兼ショップ兼メンテ工房の中には、小さいアンプとエフェクターが。
このエフェクターは珍しいものだそうです。マーシャルのSHRED MASTER。
その一方、相変わらずショップの中は隅々までセンスがあります。
普通、バイオリンショップとかバイオリン工房というのは「どこまでもクラシックで上流っぽい雰囲気」が漂い、とてもじゃないけどロックバンドでバイオリン弾こうか、という人間がお気軽に行ける感じではありません(少なくとも私にとっては)。大体がショップにいる人がロックが身体にないような感じがすることが多いものです。
しかし、彼はご覧のとおりで、ロックが身体にある、「バイオリンを扱うプロ」です。
私にバイオリンの基礎を教えてくださっている平石順子先生も、芸大出のバイオリニストですが、クラシック一辺倒の方ではなく、グルーブ感溢れるバイオリニストです。
私はラッキーでした。
そして、この幸運を、私自身の努力できちんとモノにしていかないといけないな、と思います。
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