今日は息子の三者面談でした。
例によって、彼の悪行三昧の数々が白日の元にさらされましたが、私も慣れきっていて、なにひとつ驚きません。
さて、面談のときに、配布物をいくつかいただきましたが、その中に学校の先生方が1人1冊ずつ「おススメの本」を出したものをまとめた冊子が、「読破」というタイトルで図書館から出されていました。
感心したことに、1番は校長のおススメの本で2番目が教頭・・・ではなく、図書の分類番号順での編集でした。
その中の1冊。
息子が「へー、なんとか先生のおススメの本は、『バアサンしろう』かぁ・・・」とつぶやいています。
なんやその本は、と横からのぞくと案の定
『姿三四郎』と書いてあります。
高校生にもなって「姿」と「婆」もわからんのでしょうか。
情けなや。
しかしずっと前、県立図書館のスタッフさんが、「大岡昇平の『ヤヒ』という本が・・・」と言うのを聞いて、椅子から転げ落ちそうになったことがあります。
誰が聞いてもそれは『野火』、「ノビ」でありましょう。
ううむ、いかに読書をせずとも、メジャーな本のタイトルくらいは読めないとハジかくことがありますねえ。
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