パレットファーム障がいのある仲間とともに…
2021年3月4日
西日本新聞の「福祉寄り添う」にパレットファームの農福連携事業の記事が掲載されました。
障がいのある仲間たちとの農園事業
2020年、だれも想像しなかったコロナ禍の中、障がいある仲間たちは活動の場をとても制限されています。元気のありあまる仲間には、それはそれは苦しい日々です。
そんな日々を、少しでも打開していきたいと、福岡県福津市の山の中のちいさな農園で、仲間との活動をはじめました。
農園はカラフル・パレットが管理を委託されている農園です。農園主さんのご理解をいただき、文字通り「自由に」活動しています。
今は主に宗像市の福祉型学校、さつき学院宗像キャンパスの学生さんが来て、いろいろな作業を体験しています。
いずれは車いすの仲間もここにきて、おそらく学校卒業後、なかなか体験するチャンスのない、農作業のあれこれを、ほかの仲間と一緒に楽しめたらいいな、と考えています。
そして、いずれはここでも音楽を!農園ライブも実現させたいと思っています。
ライブ中、農園の一隅では、仲間たちがバザーをして収入を得る一方で、のびのびと生演奏をバックに踊ったりできるような、そんな場をつくっていきたいです。
「パレットファーム」は農園としてはとてもとても小さいけれど、つないでいく夢はとてつもなく大きく、どこまでも広がりつながっていきます。
応援、よろしくお願い致します!
また、見学、作業体験などのご依頼も、お気軽にメールくださいませ。
折々の様子はインスタグラムにアップしています。そちらも、ぜひ御覧下さいませ。
パレットファームを応援してくれる方々
吉田 毅
よしだ つよき
地域の剪定ボランティアとして長く活動してきました。今は、縁あってパレットファームの維持管理と技術指導をしています。
子どもたちは可愛く素直で、教えていて本当に楽しいです。
仕事の合間に立ち寄っては、消毒や草刈りのお手伝いをしています。
浅野 まき子
あさのまきこ
長年の知恵と工夫を凝らした漬物づくりで、「漬物づくりの先生」として参加しています。
かつては民間企業の運動会や地域の学童保育、地域の会合の要請で、様々な漬物を提供してきましたが、これからは、子どもたちにその技術とレシピを受け継いでもらえたら、と思っています。