2013年のカラフルライブが、2月9日、福岡市中央区清川のCavernBeatでスタートしました。
恒例、ライブレポです(^^)
今回のライブは、個人的に「練習量の差」がモロに出たライブでありました。
ハイ、もちろん、ジェイバンドと「ベタメタル。」のことを言っております。_| ̄|○
「反省バンド」のドン、永遠のトップバッター、ジェイバンドでございます。
文字通り「公開練習」という有様でした。
このバンドも、10年やってる割には、毎度毎度同じ曲でライブして、実に進歩、変化に乏しすぎるバンドでございます。
今回、「テーマ」としているオリジナル曲のイントロをちょっと変えてみたのですが、「変えてみた」練習からライブまで2週間。
この間に、すっかり「変えたところ」を忘れ果ててしまいました。
練習のときに譜面台も譜面もないジェイバンドですが、こうも忘れるなら、メモというか、構成をきちんとペーパーにして、自己確認しておかないといけない、とつくづく思いました。
若い頃と比べ、やることは増えてるのに、記憶力は確実に衰退の一途をたどっています。(哀しい現実です)
なのに、若い頃と同じような感じで、「自分の記憶力」に頼む練習をしても、ダメなものは、ダメなのである。
私は、忘れ果てるのである。
・・・ということを、改めて思いました。
で、肝心のライブです。
忘れ果てたもんは仕方ない、テーマの演奏では、ナッチーさんと私はギターのバックで、好き放題盛り上がってしまいました。
まだROSSOもベタもないころ、ジェイバンドの練習を軸にスタジオに入ってた頃が、ふと思い出された瞬間でした(^^)
さて、2番目は、クラシックギターの大庭繁さん。
どの曲も好きなのですが、私はとくに、ヨーク作曲「Waiting for Dawn」(夜明けを待ちながら)が大好きです。
この曲、何度も聴いてるのに、今回初めて、曲名をちゃんと知りました。
「夜明け」に向かう夜の中で、こんな曲を1人弾けたら。
今回、大庭さんの演奏で、初めて聴いた曲がありました。
それはヴィラ・ロボスの「エチュード1」。
あまりに美しい曲だったので、自分でも調べてみました。
12ある練習曲の1つで、ブラジルに激しく降る雨をイメージして作られた曲だとか。
流れるようなアルペジオの曲で、こういう曲を聴くと、バイオリンで勝手になにか旋律を弾きたくなります。
いま音源を落としたので、自分でいろいろ弾いて、ギターとバイオリンの、「ブラジルに激しく降る雨」の世界を勝手に作って、しばらく遊んでみようと思います。
本当に美しい、そして見るからに難しそうな曲でした。
次回も聴けたらいいな。
さて、今回はメンバーさんのお仕事の都合などで、遅い時間をご希望のバンドさんが多く、3番目まで終わったら、いちど休憩(オーダータイム)を挟みました。
3番目は「ベタメタル。」
閣下、勝手に「前半のトリ、ベタメタルだっ」
ドラマーGunちゃん、入ってすぐから、じゃんじゃんライブに引っ張り出され、気づけば堂々たる「閣下の後継者」に。
テクニックは皆無でありながら、ヘドバンしながらベース弾く、飛び跳ねながらベース弾く、だけ特化して得意な私。
これまた反省材料満載のライブでありました。
ライブ終了後、Facebookのベタメタルグループでは、リズム隊2人はマジメに反省した投稿をしておりました(^^)
今後につなげないと・・・。
試験が終わった後、「次はがんばるよ、お母さん!」と言ってて、次もそのままだった、中学生時代のまま、年をとっていきそうです。
ここで一度前半を終わり、オーダータイムとしました。
私、ライブハウスで、初めて「熱い紅茶」を飲んでる方を見ました(ノ゚ο゚)ノ
久しぶりにカラフルライブ登場の、Presenceのボーカル、タルミンさんです。
Presenceの皆さん、テーブルでも和気藹々。
さて、続きです。今日は子どもたちと「ぐだー」としたかったので、久々に「のり弁」で晩ご飯にしてしまいました。デザートがないので、ブログ更新後、セブンイレブンにデザートとコーヒーを買いにだけ、出かけます☆
オーダータイムを挟み、4番目はHJです。
HardなJAZZバンド、の略ですので、お間違えなきよう(^^)
始まる前にベースの「よっちゃん」さんが、「枯葉さえ終われば」と言っているのを聞いたので、よほど難しいのだろう、と思っていました。
1曲目が「枯葉」。
ジャズとは、まったく接点なく生きてきた私ですが、HJのライブを通して、「いいなあ」と思える私になってこれました。
今回は、「八女が産んだDIVA」、RIEさんがゲストで2曲参加。
彼女をカラフルライブでお見かけして、もう1年近くなりますが、いつも「たおやか」で「優しげ」な方です。
不思議な色っぽさのオーラがたゆたっている方でもあります。
歌っていない時ですら、ステキでした。
今回、前回よりちょっと控えめなコードワークだった「よっちゃん」。(あくまでも、控えめだったのはコードワークだけです)
いつか、コードワークで半分を占めるような、ベースソロを聴いてみたいです。
ちなみに、私もバイオリンで、中西俊博師匠の真似をして、コードワークに取り組んでいますが、まったくうまくいきません(>_<)
いつかこんなふうにステージでコードワークができたらなあ、と思うばかりです。
HJのバンマス、「さっちゃん」さん、いつものように、他のメンバーのソロのときは、ステージから降りたり、座ったりされます。
この写真は、ドラムソロのとき、ドラマー夏田さんが見えるようにと、しゃがまれた時のものです。
この後、腕時計を見て、演奏時間を計っておられました。
こういうふとした姿に、「そのバンドのステージを取り仕切るバンマス」の責任感、を見る思いがします。
実は今回のライブで、とても感激した一瞬でした。
さて、5番目はThe Lip⇒Liesです。
躍動感あふれる、ブリティッシュロックバンドです。
なんと言っても、この方。ドラマー上村さん。
立ってドラムを叩く。歌いながらドラムを叩く。騒ぎながらドラムを叩く。
ステージ以外でお見かけする時とは、別人すぎます。
半分はオリジナル曲とのことでしたが、どの曲もとてもコンパクトにまとまっており、疾走感にあふれていました。
ダダダーっとほとんどMCらしいMCもなく曲をぶっ飛ばし、時間をみて、「1曲飛ばし!」とラストの曲へ。
ジェットコースターに乗ってるような25分間でした。
メンバーの皆さん、今回2回目のカラフルライブ参加で、少しずつ私たちと打ち解けてきて下さっているようで、とてもうれしいです。
また、リーダー須川さん、実は私とはけっこう前からの知り合いですが、本当に何においても「面白い」方です。何においても「一言ある」というか。
リッチーさんがFacebookで「須川さんと友だちになった・・・」と、昨日、うれしそうに言っておられました。
ずっと仲良く、楽しい音楽仲間でいましょうね!
さてさて、久しぶりの登場です。Presence。
ベースのZuntaさん、お身内にご不幸があったとのことで、このライブ後、大急ぎで帰られ、翌日には遠方のご実家に帰られました。
大変な中、ライブに参加してくださり、本当に感謝です。
ありがとうございました。
そして、お祖母さまのご冥福を、心からお祈りいたします。
今回のライブでは、「Zuntaさんの隠し芸がありますよ」と、事前にギターの王子さんから伺っていましたが、実際始まってみて、ビックリ仰天しました。
まず、今回は頭の先から足の先までキメキメのZuntaさん。
そのZuntaさんの、DJ的トークからライブスタート!
「愛されたいと願っているパパも、融通のきかないママも、そして、今にもあきらめてしまいそうなキミにも、今夜はとびきりゴギゲンなロックンロールミュージックを届けよう!
アンテナを伸ばし、周波数を合わせて、システムの中に組み込まれてしまう前に、僕たちが送るこのナンバーをキャッチしておくれ。
愛を!愛を!愛を!
今夜は、オールナイトPresence!
ロックンロール!」
そして、ツェッペリンのロックンロールでスタート!
本当に「とびきりゴキゲン」なステージでした!
ボーカルのタルミンさん、歌がまた一段と上達しておられ、最後の曲とかもう・・・。
Zuntaさんの最強のMCが加わって、ますますパワフルになっていくPresence。
次回のステージも、楽しみにしています!
さて、残すところあと2バンドです。
7番目はSpherical。
前回からボーカルの、カルベカルコさんが加わりました。
カルコさんは、さわやか少年のような、ふんわり少女のような、はたまた吉本興業の芸人さんのような、多面的多角的な魅力のある方。
そして、音楽に、真面目に、真剣に向き合っている方です。
私もこう見えて、案外「いつもマジに生きてる」ところがあるので、カルコさんと話すことが大好きです。
学ぶところが沢山あります。
演奏中、キーボードYukiくん、ベースの斉藤さんと向き合ったところ。
とても柔らかな雰囲気が漂います。
この日のライブで大活躍だった、夏田さん。
パワーでぶっ飛ばすジェイバンド、繊細な音の多いHJ、細かいプレイながら、ボーカルを包む骨太さもあるドラミングのSpherical。
何人ものドラマーが、夏田さんの中にいます。
次回ご一緒するのは、4月28日、カラフル女子力全開ライブ@CavernBeatです。
今回はカルコさんの軽妙なMCがあまり聞かれず、残念でしたが、次回の「女子力全開」では、きっとフル回転MCが聞けることと期待しています!
いよいよ最後になりました。
本当に久しぶりのカラフルライブ参加、ROVER。
昨年3月の、中洲StarGateでのライブ以来です。
リッチーさん、全力疾走。
リッチーさんは、翌日のカラフル女子会では女装してみたり、進入禁止ではそのミーハーぶりを十二分に発揮したり、と、オモロイ方ですが、ギターは本当に素晴らしいです。
長く一緒に活動してる私も、改めて聞き惚れておりました。
ROVERは、キーボードYukiくんと、ボーカルYuki父とのコーラスも、大きな聴きどころです。
確かYukiくんは、大学でコーラスのサークルに入っていたのではないかと記憶していますが、歌が本当にうまいです。
ベースの内田さん、久しぶりにお会いしました。
そして、ドラマーのCozyさん、相変わらずカッコイイドラミングだったのですが・・・
なんと体調が悪く、演奏途中で酸素を吸いながらのステージでした。
なのに、本当にライブの「最初から最後まで」いて下さいました。
ありがとうございました。
心から感謝いたします。
参加者の皆さんの、楽しげな笑い声と笑顔と歓声に溢れた、今年最初のカラフルライブが、こうして終了しました。
皆さん、本当にお疲れさまでした。
そして、会場に足を運び、見に来てくださった多くのお客さま、本当にありがとうございました。
次回は3月23日土曜日、カラフルのホーム、ZOEです。
どうぞよろしくお願い致します!
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