人はいくつになっても成長できる。

カラフル・パレット

9月10日は、2026年の東医療センターでの2回目のコンサートでした。

パレット一同、この日を心待ちにしておりました。しかし一方で、仕込んできた新曲がうまくいくのか、演出の段取りがうまくいくのか、緊張しつつステージに立ったのでした。

けれど、コンサートが始まってしまえば、ご参加の皆さまの表情の動き、瞳や口元の動き、曲の展開やMCで見開いてくださる目、曲に合わせて動かしてくださる手足や指・・・。全身でのレスポンスに、私たちが飲みこまれてしまった幸せな時間となりました。

中でも感動したことがあります。

この日参加してくださった方のお1人は、私がかつて訪問教育で関わらせていただいた方でした。その方は「音」に対する感受性が敏感で、すぐ全身を硬直させる発作を起こしてしまう方でした。その方がこの日参加してくださると知って、「最後まで楽しんでいただけるだろうか。発作を起こして、途中で帰ってしまわれないだろうか。」と、とても気がかりでした。

しかし、始まってしまえば、その方は最後まで目を大きく見開いたり、自ら応援グッズを握ったりしながら楽しんでいただくことができ、感動でした。学校時代には考えられなかった姿でした。

「人はいくつになっても成長しつづけるのだ。」

これは、この日、その方から学ばせていただいたことです。そして、その方の「成長しつづける力」を引き出していく病棟の皆さまの不断の努力と関わりにも、頭が下がる思いがしました。

病棟でのコンサートは、私たちが学ぶことばかりです。楽しく、幸せで、そしてガツンと気合を入れていただいた時間でした。本当にありがとうございました。

またお目にかかれる日が来ると願って。

心からの感謝をこめて。

 

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