9月14日、今年最後の、カラフルZOEライブのライブレポ♪vol.2

本当は、ライブレポ、全部を1つにまとめるつもりでしたが、最後のゆらぎを書き終わってアップしようとしたら、エキサイトブログから、
「内容が多すぎまっせ、2880字くらい減らさんですか」
と言われたので、6番以降をvol.2として、再アップいたします♪

今年最後のカラフルZOEライブ、いよいよクライマックスに差し掛かりました。
6番めは、1/2Lips。

元々、9月にカラフルアンプラグドライブを組んでいたのを、ZOEライブと統合させたので、今回はアコ系多めのライブです。
アコ系バンドの中でも、「正統派」と言いたいような、昔懐かしいフォークソングなどの弾き語りデュオでした。
私も学生時代はフォーク研でしたが、かぐや姫とか、風、五十嵐浩晃をメインにしていたので、今回の1/2Lipsのセットリストは、なかなかに趣深いものがありました♪
すがわさんの手。

私はプレイヤーの「手」「手元」を見るのが好きで、このように周りで見ることの少ない「フィンガーピック満載」?の手を見ると、写真を撮らずにはいられません。
はるか昔、フォーク研にいた頃、私もフィンガーピック、サムピック、様々使ってみたものでした・・・。懐かしい。
もちろん、使いこなすに至っておりません(>_<)。
今回のセットリストは、
・あの素晴しい愛をもう一度
・風
・さすらいの人の子守唄
・悲しくてやりきれない
・イムジン河
・恋のメンタルダメージ
・戦争を知らない子どもたち
でした♪

「あの、すばぁらしいーあーいーを、もーぉーいちーどー」
なんて、誰でも記憶の片隅にある曲で、みんな思わず歌っておりました。
とても穏やかで優しく、そして昭和な時間が流れていきました。

個人的に、昔から、ふとした折に心に浮かんできていたのは、「風」(はしだのりひことシューベルツ)の、この1節です。
♪何かを求めて、振り返っても、そこにはただ、風が吹いているだけ♪
この曲は昭和44年のヒット曲、とあるので、私が小学校1年くらいの時に聴いたと思われますが、子ども心に、「何かを求めて振り返っても」、求めるものはそこにはなく、「ただ風が吹いている」だけだった、というのは、とても心に残る歌詞だったのだろう、と思います。
おそらく、私は初めて、目の前で、生演奏でこの歌を聴いたと思います。
感慨深いものがありました。
すがわさんの「口笛」。

さて、アコースティックのデュオ1/2Lips、今回、ハウリング等のPAトラブルが最初続きました。
しかし、そこは仲間のライブですから、みんなすぐにサポートします。

PAのツマミが利かない!と、聖二さんと、城島さんが対処法を慌しく話し合っています。

けれども、結局はうまくいき、最後まで、素敵な演奏を、私たちは楽しむことができました。

そうそう、今回1曲だけセットリストに入っていたオリジナル、「恋のメンタルダメージ」。
デモがアップされた時から、私はとても好きで、はよライブでやらないかなー、と思っていました。
今回聴けてうれしかったです。
ラインのメッセージなどが「既読」にならない、と身を揉むような思いになる「オトコ」の「女々しい恋心」を歌った、とのことです。(と、私は解釈しました)
「既読にならない、孤独のメッセージ・・・」とはよく言ったもんだ、と、そういうところに耳が吸い寄せられたりして(^ ^)
ラストの「戦争を知らない子どもたち」まで、和やかなれど、あっという間のステージでした。

1/2Lipsの坂口さん、すがわさん、本当にありがとうございました!

さてさて、ラスト2つとなりました。
そして、大波乱の7番目「ベタメタル・パレット」(通称ベタパレ)。
今回、ドラマーのGunちゃんが病みあがり、ボーカルの古川さんが発熱、と病人だらけでございました。
古川さん「出番ギリギリまで寝てきます」とのことで、ギリギリに会場入りされるはずでしたが・・・。
1/2Lipsが終了した段階で、まだ会場に現れず。
カラフルは、過去様々な経験から、「順番入れ替えはしない」ことに、かなり前から決めています。
なので、ボーカル不在のまま、ライブスタートしました。
1曲目、メリッサ。
2曲目、情熱大陸(with Junko)。
どちらもメンバー全員頭に血が上っておりまして、私も記録のビデオカメラを回すのをスッカリ忘れ果てていました。
1曲目は私がベースを捨てて歌いました。
2曲目は、ライブが終わったばかりの、1/2Lipsの坂口さんを拝み倒して、ベースをヘルプしてもらいました。この曲ゲスト参加のJunkoさんは、怪我した指をものともせず、最後立ち上がって弾きまくって盛り立ててくださり、本当に感激しました。
お2人に感謝!です。
そして、この曲の演奏中、古川さんは会場に到着!
入ってこられるのを見た瞬間、「地獄で仏」的気分になりました。

3曲目から、古川さん合流して、ベタパレスタート!


「ほっ」とした表情のギターのジェイくん。

「ベタパレ」では、ギターはアコギを使うため、生ドラムでは特に神経を使うプレイの、ドラマーGunちゃん。

「ベタメタル・パレット」は、カラフルを母体とする、ボランティア演奏サークル、パレットで活動する時のために、
・「カッコイイ」「楽しい」音楽、流行のアニソン、みんなが知ってるアニソン等を、
・「メタルサウンド」ではない形で、
・箱を選ばずできる形で、
・誰にでも耳なじみのいいサウンドで、
プレイしよう、というコンセプトで活動しています。
ベタメタルとは楽器構成も異なり、ギターはエレキではなくアコギですし、キーボードが参加します。
セットリストも、「自分たちの趣味」より、「広く知られている」ことを重視して組みます。
今回は、
・メリッサ(鋼の錬金術師テーマ)
・情熱大陸(テレビ番組「情熱大陸」テーマ)
・紅蓮の弓矢(進撃の巨人テーマ)
・CHA-LA HEAD-CHA-LA(ドラゴンボールテーマ)
・銀河鉄道999(銀河鉄道999テーマ)
がセットリストでした。
キーボードIkuちゃん、大健闘でした。

Ikuちゃんの真剣に取り組む姿を、私も真似しないといけないです。
ボーカルが入った後半3曲、私たちらしく、楽しめました。


ベタパレは、翌日、このセットリストに「スラムダンク」のテーマ「世界が終わるまでは」をプラスし、宗像ユリックスの中庭で演奏させていただきました。
赤ちゃんを抱っこした若いご夫婦や、お子さん連れなど、たくさんの方が、楽しそうに聴いていただき、本当にうれしかったです。

これからも、ベタメタル、とは一線を画し、頑張っていきたいです。

さてさて、2014年最後のカラフルZOEライブ、いよいよ最後のバンドとなりました。
横山ほっと本庄さんが加入して、カラフルで初ライブ!の「ゆらぎ」です。

正直なところ、みんな普段のほっとさんのプレイスタイルを熟知している分、あの超癒し系「ゆらぎ」に入って、どんな音になってしまうのか、とっても不安だったと思われます(^ ^)
ところが!
なんとまあ。
ほっとさんの音の滑らかでマイルドなこと。
フレットレスベースを使われましたが、ゆらぎサウンドにピッタリでした。
サザンオールスターズの「シャ・ラ・ラ」を楽しげに歌うカルコさんと、普段とは全然違う、大人しいお姿でベースを弾くほっとさん。


順子さんは、ベースをほっとさんに任せたせいか、今までよりもはるかに、自由に鍵盤を操っていたように思います。
歌うように弾く順子さんのプレイスタイルは、毎回見るのが、とても楽しみです♪

八神順子の「思い出は美しすぎて」を、ゆらぎアレンジで演奏中♪

カルコさんは、Sphericalでもボーカルをとられていますが、ゆらぎでは、また全く違う魅力を見せてくださいます。
会場じゅう、うっとり、と聞き惚れ、かつ、のんびりと癒される時間でした。
そんな、ゆったりとした曲ばかりかというと、そうではなく、「ベタメタルに捧げます」と言って演奏されたのは、
「魔法使いサリー」。
なんでベタに捧げる歌が「魔法使いサリー」なんだ?
と思ったら、「だって、ベタメタルさんは、アニソンをしてるじゃないですかぁ」というカルコさんの返事。
内心、かなりズッコケたりして。
そうそう、カルコさんは、ベタのボーカル古川さんが「発熱して、今も38度くらいあるんですが」と言われたら、「テング(テに点々がありませんでした)熱ですか?」と無邪気に言ってらっしゃいました。
天狗熱とはなんぞや。お江戸あたりで話題になってるのは、「デング(テに点々アリ)熱」かと(^^;
何につけても面白い方です。
・・・てな話はいいとして、「魔法使いサリー」、軽快なアレンジで、とっても楽しかったです。


ラストは、「リトルウィングスさんに捧げます」と、ポール・マッカートニーの、「My Love」でした。

ステキな時間でした。
ほっとさんが加入して、トリオとなったゆらぎですが、なんと次回、年末ライブがラスト
ライブです。
サラリーマンの宿命とはいえ、ほっとさんが、転勤・・・のようなのです。
年末ライブの1日は、「ほっとさん祭り」になりそうな感が、今からありますが、みんなで盛り上げていきたいと思います♪

これにて、カラフル秋ライブ@ZOEのライブレポ、終了です!
長々とおつきあい頂き、本当にありがとうございました♪

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