トロイの木馬が怒涛のように入り込んだ、魔の7月10日から1ヶ月半以上がたちました。
あの直後は職場のセクションのみんなも、赤目を吊ってウィルススキャン、スパイウェアスキャンを必死でしていたものですが、そろそろ「ま、いっか」状態に戻りつつあります。
勿論、全員が「ま、いっか」ではなく、魔の7月10日以降セキュリティの意識が格段に高くなった同僚もいて、彼女たちは喉元過ぎれば・・・の状態にはならず、こまめなスキャン、アップデートなど欠かしていません。
パソコンでデータをやり取りしたり、ネットにつなげたりしている以上、常に既知、未知の脅威とは背中あわせにいます。
便利さを享受するからには、脅威に対する意識を常に高く持ち続けなければいけない、と思います。
こういうとき、古来言い古された格言、「継続は力」を思います。
私は趣味でバンドをしていますが、「同じメンバーでバンドを継続していく」ことは、本当に難しいものです。
けれど、「継続してこそ生まれる力」というものが確かにあって、続けなければ話にならない、というものは多分にしてあるように思います。
私は幸運にも、7年間私を含めて3人のメンバーでずっと練習を続けているバンドが1つあります。
このバンドでも、「継続」しているからこそ、互いの呼吸とか間合いとか、微妙なニュアンスが分かり合えてきたのだと思います。そして、その上で「バンドとしての力」がついてきたように思います。
パソコンセキュリティも同じだし、他のことも同じですよね。
「継続」というのは、物事の要になっているように思います。
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