東京でちょっと怖かったこと

ディズニーランドに行きたくない息子と、2日目に水道橋から表参道、渋谷なんかを周りました。
渋谷では息子が黒人さんの客引きに見事に連れて行かれてしまいました。
洋服屋さんです。Tシャツとか、そんなものがありました。

黒人さんがやってる、似たような感じのお店は小倉にもあって、そこは間口も広く、決して安いとはいえないけれど、けっこうデザインのいいものを、許容できる価格の範囲で置いています。

しかし、渋谷のそのショップは間口は狭く、また更に狭い階段を上がって上に行って店、というところで、しかもTシャツ1枚SALEで¥6900。「これはヤバイんじゃないか」と思いました。
そこで私も声かけられたけれど、当然息子にはついていきませんでした。
見るからに中学生、お金は持っていないし、いつまでも息子に絡んでも時間のソンだろうし。
その上で息子の携帯にすぐ電話しました。
「余程あんたが欲しいものがあったら別だけど、違うならこの電話つないだまま降りておいで!」
程なく息子が降りてきて
「こわかったぁぁぁぁ」
息子がいるとき、また一人連れてこられたようですが、その人は買わされたのかなあ、と心配していました。

帰ってきてネットでみると、この手の被害は実際あるんですね。
うかつでした。

しかし、この一件で
「間口の狭い店には気をつけよう」
「親と一緒のときは、お金は親に預けたほうが無難かも」
「買いたくないときは毅然としなきゃ」
などなど、他のディズニーランド組の子どもたちも交え、いろいろ話し合うことができました。

客引きの黒人さんたち、とても流暢な日本語でした。
私たちは長い間英語を学びますが、とてもあんなに英語を話せません。
だから、セカンドランゲージをあれだけ使えて、しかも外国で商売している、ということは驚嘆に値します。
それだけに「こわかったぁ」と思わせる商売のやり方を残念に思いました。
彼らの世界では、こういう商売のやり方は常識の範囲なのでしょうか。
せっかくなのだから、もっと一般に受け入れられる、常連のつく商売をしてもらいたいなあ、と思った次第です。

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