3月5日、友人と嬉野温泉に行きました。
以前、図書館の研究会で嬉野には行ったことがありましたが、真夏の昼間だったこともあり、街には人気もなく、なんだか「眠っているような街だなあ」という印象でした。
けれど、昨日の嬉野は人も多く、「由緒ある温泉街」の雰囲気を満喫できました。
昭和の雰囲気ただよう嬉野の街。
嬉野にはたくさん温泉宿があり、どこもお昼ご飯と日帰り入浴のパックがあります。
嬉野温泉観光協会のホームページでいろいろと調べていきました。
嬉野温泉観光協会|日帰り入浴
この中から私が「ここだっ」と一発で決めて、友人に「ここにしようっ」と強く推薦したのは、「ことぶき屋」。
嬉野温泉ことぶき屋TOP
ぜひ、他の旅館のホームページと比べてみて下さい!
もう、格段の「ゆるさ」があります。
このホームページのゆるゆるさに、ものすごく魅かれました。
期待をまったく裏切らない、ことぶき屋の看板。
玄関はいってすぐの様子。
おかみさんと、お運びさんの女性が2人で切り盛りしておられるようで、こじんまりとした、とてもいい雰囲気のお宿です。泊まることができないのが残念なくらいでした。
お部屋には、小さなおひなさまが飾ってありました。
お昼ごはんのお膳の様子。
釜飯と湯豆腐、それにお漬物などでした。
お昼ごはんには十分な量でした。それに、とてもおいしかったです。
温泉の様子。これがまた、私のハートをキャッチしてしまいました!
狸の置物にクラクラしてしまいました。
それから、私のハートをノックダウンしたのは、トイレの水道です。
懐かしいなんてもんじゃありません。
私が子どもの頃住んでいた家もこれ式でした。
ただ、ここのは下のボタンを押すと水が出る型で、ちょっと近代的?です。
私が子どものころ住んでいた家のは、下に回す式の栓がついていました。
温泉とお昼ご飯をじゅうぶん楽しんだ後、かの有名な「嬉野武雄観光秘宝館」に行ってみました。
この手の「秘宝館」って、私の学生時代、どの温泉街にも大なり小なりあったような気がしますが、確かに近年まったく見なくなりました。
こういうのも、ノスタルジーあふれる、残しておきたい文化だと思うんですが、この頃開業した博多駅あたりのキンキラキンを見ていると、たしかに対極にあって、どんどん忘れ去られていくものなのかもしれません。
なんとか頑張って営業を続けて欲しいです。
表にあった看板には「建築費5億円・展示物2億円」とあり、これは展示物1つ1つにご丁寧につけてある解説文もそうなんですが、本当か嘘かよくわからん世界です。ぜーんぶ信じるというのも世間知らずのオバカさんみたいだし、頭から疑ってかかるのも、情緒のない人間のようで、判断に苦しむところが多分にしてありました。
しかし、解説文が、すべて「手書きの毛筆体」で、非常によろしく、味がありました。
休日も終わり、福岡へ。
夕焼けがきれいでした。
年度末のめったやたらと忙しい毎日の中、つかの間の休日を満喫できました。
また行きたいです。
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