ベタメタル、とはもちろん勝手な造語で、「いまや死滅しつつある、ベタなコード進行、クサイ展開」のメタルロックのことを、勝手に仲間うちでこう言ってます。
けれど、ベタメタルは本当にストレートで、聴く人のハートにストレートに飛び込んでくる音楽でもあります。
今回、休止中のメタルバンドのドラマーと私で、ベタメタル中心のバンドを始めました。
ボーカルは他県から参加を希望してくれた、私たちよりもはるかに若いボーカリストです。
にこにこと温和で幼顔がのこる顔立ちのわりに、かなり太いハスキーな声でびっくりしました。
最初の練習が4月30日にあったのですが、これが本当に楽しかったです。
このところ、どのバンドも真剣に取り組むのはいいんですが、どうも「おけいこ」のノリに近づいていたのではないか、と、7年近く一緒にやってるギタリストと話したものでした。
私にとって青春の音楽といえる、ラウドネスの「クレイジーナイト」。
これを「M・Z・A!」と雄たけびながら演奏する楽しさ。
2時間、本当に楽しくて楽しくて、ああ音楽っていいなあ、と思って終わりました。
アマチュアのよさは「楽しんで音楽をできる」ことなのに、ここを忘れてはいけないな、と改めて思った練習でした。
これから彼らとベタでクサイ音楽を極めていきたいと思います。
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