福岡発、社会人バンドサークル、カラフル恒例の、夏の2デイズライブ、2日目のライブレポ、後半です♪
今回、リハがなかったこともあってか、カラフルライブにしては珍しく、進行が押し気味になる中、6番め登場は、博多エキスプレスです。
元は夏田さん、城島さん、吉村さんのトリオで、筑紫野ライブにも参加されました。
その後、時を越え、姿を変えて、現在の博多エキスプレスです。
変わらずいらっしゃるのは、この方のみ。
隔世の感あり・・・ですね。
2014年の年末ライブにも参加されましたが、今回、ニューフェイスがお2人!
サックスはお馴染み、ナベちゃんです。
ベースの佐本さんは、かつて夏田さん、城島さんと一緒にトリオでセッションバンドをしておられ、私はお顔だけ知っていました。
久々にお顔を見て、とても懐かしく思いました。
さて、博多エキスプレスのセットリストですが、
・Run For Cover(Marcus Miller)
・Room335(Larry Carlton)
等など。
この日はフュージョン系バンドが多かったこともあり、参加者の声援がたくさん飛んでいました。
ほっとさん「なべちゃーん、なべちゃーんカッコイイぞー」
吉村さん「ラリー」
ラリーとは、村田さんに向けた声援なので、へー、ラリーカールトンって、こういう顔してるんだろか、と検索してみると(このあたりのジャンルが、よくわかっとらんもんで、ピントズレまくりですみませんm(_ _;)m)
村田さん、というより、カレン・カーペンターのような方でありました。
それにしても、博多エキスプレスでは、村田さん、ギターのみならずMCと大活躍。
「次は、暑い中でちょっと寂しげな曲を。誰が悪いかって、加藤さんが悪いんですけど。」
と先ほどのSphericalのカルコさんの真似をして会場を笑わせ、
続けてのOnly Yesterday((Larry Carlton)では、それはそれは熱いギタープレイ。
この日も、「顔でギターを弾くオトコ」の異名どおりでありました。
ラストは渡辺香津美の、COKUMO ISLAND。
かつて城島さんがいたころ、転調の多いギターソロで苦労した、とのこと。
本当に難曲だそうで、演奏が終わったあと、私の前にいた吉村さんも「難しい曲だなぁ」と言われていました。
けれど、「難曲に取り組んでます」ということは微塵も感じさせない、軽々とした感じの演奏でした。
キーボードのあーちゃんも、「博多エキスプレスはとっても楽しい」とのことで、真剣な表情ながら、楽しげなキーボード演奏でした。
博多エキスプレスの皆さん、ありがとうございました!
さて、続きまして、7番目出演は、蔵人です。
「こんばんは、蔵人でーす!」
と、ボーカルMegちゃんのかわいい声で始まりました♪
ほんとにMegちゃんはちっこくて、愛らしい女の子なのですが、歌えばパワフルだし、甘えん坊さんでは決してなくて、とてもしっかりしたオトナ女子です。
前回より、ベーシストさんが交代しています。
蔵人は、オリジナルロックのバンドで、パワフルなロックの曲が多く、ギターの斜木さん、ボーカルMegちゃんは、アクション多めのステージです。
しかし、その背後で、守護神参上。
また、蔵人はコーラスが上手いバンドでもあり、どの曲もとてもコーラスが「きいて」います。
このあたり、わがベタメタル、進入禁止も目指すところで、「よかですなぁ」という思いで聴いておりました。
また、基本的に私の所属するバンドは、どちらもカバーバンドですので、コーラスは基本、「本家のお手本」があります。
けれど、蔵人はオリジナル曲ですので、当然コーラスのラインも自分たちで作らなきゃいけないわけで、そこがまた、すごいなぁ、さすがだなぁ、と感じ入っているところです。
さて、Megちゃんは、Super Sonic Orchestraというホーンバンドではキーボードをつとめる方でもあるので、キーボードを弾きつつ歌うナンバーも。
また、ギタリスト斜木さんは、ステージでエレキとアコースティックを持ち替えることもよくあり、最後の曲、「ポジション・ハイ」では、アコースティックギターで。
この曲のとき、かつて蔵人に所属していた本庄さん、客席で大声で歌っていました!
蔵人の皆さん、一気に流れるような楽しいステージ、ありがとうございました!
さて、日本語ロックバンドが続きます。
8番目は、@PRAUB。
SEにビートルズのA Hard Day’s Nightが流れる中、スタンバイ。
そういえば、準備の時から、ギタリスト聖二さんのギターが、いままでの赤いギターから黄金のギターに変わっているのが話題になっていました。
前回まで赤、今回は金(^^)。
ユニコーンの服部からスタート!
わたしは一時期、ユニコーン大好きだったので、懐かしくもとても嬉しい選曲でした。
サビの「楽勝~、楽勝~」ってところは、思わず歌ってしまいます。
男は服部 女は真心
男は服部 女は愛敬
大人の恋なら キャリアが必要
その名も服部 世界を1人占め
ラストのところ、おっちーさんのガッツポーズの合いの手が!
わたし、@PRAUBのおっちーさんの鍵盤弾く姿が、とってもカッコイイと、常々思っておりまして、私自身が軽量シンセを買ったことをきっかけに、私もバンドで時々キーボード弾こうかな、と思っていました。
ところが、今回、2デイズ初日のベタで1曲だけ弾いて、「ああ、おっちーさんの域に達するまでには、あと20年はかかる」ということを痛感しました。
早々と引退宣言を、1人でした次第です(>_<)。
そんなことはどーでもいいとして。
前回のピースライブでは、ツイストの曲は1曲もなく、「えぇぇ」という声が上がっておりましたが、今回は、服部のあとは、オール「ツイスト」!
ツイスト1曲目は、「SOPPO」
そして、「ついにこの曲をやることになりました。」とのMCの後始まったのは、
「あんたのバラード」!
ヒュー!
そして、
「銃爪」
「燃えろいい女」
カラフル世代でツイストは、「青春時代よく聴いたバンド」である方が多く、サビなどはみんな歌って大合唱!
とても楽しいステージでした!
@PRAUBさんと、進入禁止は、11月、おそらく昭和歌謡祭的イベントで、ご一緒するんじゃないかな、と思ってて、今からとても楽しみです。
ぜひまた、ガッツリと世良正則&ツイスト、で!(と勝手なことを言ってます)
@PRAUBの皆さん、ありがとうございました!
さて、9番目はSuper Sonic Orchestraです。
今回から(SSOのライブとしては、もう少し前からですが)、HJの石見さんがギターとして参加。
石見さんは、とっても賑やかな方なのですが、バンドの中では、けっこう寡黙なスタイルで、ここSSOでも同じでした。ひたすら曲に集中してギターを弾いておられました。
そして、1曲目knight in the daylight から、いきなり絵美ちゃんメイン!
そして1曲目が終わると、客席から、かわいーい、という声が♪
そしてまた、2曲目Tスクエア「Romantic city」が終わるとまた、「かわいーい」という声が!
暗がりの中、必死こいてスマホをいじくって写真を撮り、
facebookに投稿中のほっとさん。(^ ^)
なかなかに微笑ましき眺めでありました。
今回、ライブ中に、ビックリのお知らせがありました。
トランペッターのゆりやさんが、1年間留学のため、このステージを区切りとして、しばしSSOをお休みするとのこと。
そして、それゆえか、初のゆりやさんソロ曲。
・Friday night fantasy
・I remember Clifford
とくにFriday night fantasy は、私たち世代なら、あ、金曜ロードショーのオープニングで慣れ親しんだ曲だり、かつ、胸をしめつけられるような、哀愁漂う旋律であり、本当に「しばらくお別れなんだ」ということが、心にしみました。
ピアノの美しい旋律で、しっかりとゆりやさんをサポートするYuyuさん。
もちろんリズム隊あればこそ。
ゆりやさん、思いのたけを込めて!
演奏が終わって、ゆりやさんの挨拶がありました。
それがまた、バンマスのMASAさんに、「「・・・なんと言ったらいいんですか?」と後ろ向いて尋ねたりして。
そして、MASAさんが、「ありがとう、って言ったらいいんだよ」というと、
「あ、ありがとうございました!」・・・(^ ^;)・・・
ゆりやさんらしく、明るく、自然に締めくくったソロ演奏でした。
そして、ラストはMegちゃんボーカルで、Through the fire。
素敵なステージでした。
Super Sonic Orchestraの皆さん、ありがとうございました!
10バンド参加の、ロングランライブも、いよいよラストとなりました。
ラストはゆらぎ。
本庄さんが戻ってきての、またまたテンションコードバリバリの、ゆらぎです。
「ゆらぎでーす」
最初はカルコさん順子さん、オリジナルゆらぎでスタート。
ステージ上のカルコさんを、じっと見守る、カルコさんのピングーバッグ。
ピアノが壁際に置いてあるため、順子さんは基本的に、メンバーに背を向けての演奏になります。
すると、そういうところにも、カルコ節がMCで炸裂。
「たまにはこっちみてください、順子さん」とか。
はたまた、「1曲目はスマイルという曲でした。2曲目はなんでしょう」とか。
客席から「知らんわ」と回答があっておりました(^ ^)。
そして、2曲目、藤圭子の「夢は夜開く」が終わると、
「ほんじょうさんおいでー」、とカルコさんが本庄さんをステージに呼び、ミッキーマウスマーチにのせて、本庄さん登場。
ここから3人編成のゆらぎです。
本庄参加で「シャララ」。
カルコさんが、「本庄さんがわけわからんことしてます」
というので、本庄さんの後ろから譜面を覗き込むと。。。
というとおり、すごいコード数!
本庄さん、「評判悪い・・・」とひとり言を。
続いては、
松任谷由美の「雨の街を」。
途中で4ビートになったりして、本庄アレンジだなぁと、つくづく。
また、最後の曲、「美空ひばりさんが歌っていた愛燦々」も、「これまた本庄さんがめちゃくちゃに」。
けれど、カルコさんも、順子さんも、とても楽しそうでした。
本庄さんが、立っていても座っていても「弾きまくる」のは相変わらず(^^)。
癒されるような、「むむ、そう来たか?」と耳をそばだててしまうような、面白ユニークなステージでした。
ありがとうございました!
これで、カラフル夏の2デイズライブ、2日目の全ての演奏は終わったのですが、この日は最後にゆりやさんを送るゲートを作り、みんなで送り出しました。
実はSSOのラストくらいで、ゆらぎの順子さんと外でだだだっと打ち合わせをしていました。
だだだっと打ち合わせる中で、順子さんが、「よしわかった。(ゲートのBGMを)考える!」と頼もしい一言!
そして、ゆらぎのステージが終わってすぐ、私がステージに上がり、ゆりやさんゲートのアナウンスを。
続けてカルコさんも「みんなー、ならんでー」と。
実はカラフルのゲートは、「お別れのゲート」ではなく、「ほとんどの方が戻ってくるゲート」という、嬉しいジンクス(?)があります。
昨年末、賑々しく送り出した本庄さんは、半年後に今日のステージに戻ってきてくださいました。
また、ゲート第1号はBLACK SHEEPのヒロさんですが、彼はとっくにBLACK SHEEPに戻ってこられています。
きっとゆりやさんも、いつの日か必ず、カラフルのステージに帰ってきてくれる、と信じています。
「ゆりやちゃん、元気でね!」
「がんばってね!」
とみんなが声をかける中、ゲートをくぐりぬけていく、ゆりやさん。
そして、記念撮影。
新幹線に間に合わへんから、これで、
さいならー、と帰ったはずの本庄さんも、滑りこみセーフ。
撮影は、カルコちゃんのだんな様。
ビジネスの顔とは全然違う、いつも穏やかな、楽しい方で、みんな大好きな方です。
こうして、2日間に及ぶライブは終了しましたが(ブログはまだ初日を書いていませんが)、撤収が終わった後、みんなはあちこちで話に花を咲かせていました。
私は、ライブが終わった後の、こういう感じが大好きです。
いつまでも、こんな感じのライブができたらいいな、と思います。
2デイズ2日目参加の皆さま、本当にお疲れさまでした!
次は年末ライブ、12月26日、27日、どちらかでお会いいたしましょう!
コメント