バイオリンにピックアップをつけました。

ずうっと、どうしようか迷っていた、バイオリンのピックアップが、ついに連休中につきました。
管楽器やアコースティックギターのピックアップと違い、バイオリンのピックアップというのは本当に選択肢が少なくて、価格も高いですね。
私は福岡のボッテガセルペントゥヴァ(BOTTEGA SERPENTUVA)の川手氏に依頼して、FISHMANのV-100,VIOLIN/VIOLA PICKUP というのをつけました。取り付け料込みで21000円でした。
仕組みは、駒のところにセンサーを取り付け、シールド取り付け口はテールピースのところに来るというものです。
早速アンプにつなげて弾くと、もうすごいパワーで、川手氏の言うとおり「無敵」です。
今までバンドの中ではマイクで音を拾っていたため、ドラムやギターの音量に負けがちでしたが、もうそんなことはないでしょう。
ということは、プレイのアラも丸わかりになるわけで、練習をもっとしなければ・・・と思います。

川手氏は「今も昔もこれからもリッチーブラックモア」というギタリストで、ロック系バンドの中でバイオリン弾こうかという人間にも、とても共感と理解がある方です。
バイオリン屋さんというと、ついついロックやらメタルやらからは縁遠いような方をイメージして、なかなかピックアップのことを相談しづらい雰囲気があるのですが、この方は全く別で、私はラッキーでした。
ゆくゆくはワイヤレスも検討するかなあ、なんて思っています。

そうそう、ピックアップをつけた、ということはアンプを通すわけで、エフェクターをかますこともできるんですよね。アンプのリバーブとかもかけることができるわけで、つけた翌日まではなんか嬉しくて、イロイロかけてみたりしました。
けれどあっという間に「全てゼロ」にしてしまいました。
やっぱりバイオリンそのものの音をどれだけクリアに出すか、そこを一番にしていきたいと思います。

まあ、大体が私はエフェクター関係が嫌いで、ベースにもなんにもかませていません。
素の音だけです。低音の強い、どっちかというと「粒立たない」「音の周りに低音の余韻をまとったような(わかりにくいかな)」音が好きなので、アンプでそういう音になるよう、ちょこっと調整しています。
それでじゅうぶん、と私は思ってて、私はできるだけすばやく、さりげなくプレイに入れる、というのがカッコイイと思っています。ごちゃごちゃやらない。
 
とりあえず、バイオリンのピックアップがこんな威力を発揮するとは驚きでした。
これまでの音量的な悩みは消えてなくなりました。
さあ、次だ!という気持ちで満ちたこの連休でした。

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