2015年、「第1回目のカラフルライブ@ZOE」のライブレポ♪

2015年3月21日、今年初めてのカラフルライブが、カラフルのホームグラウンド、大橋駅前のZOEで行われました。
ただいま2015年3月22日7時26分。
早起きなのではありません。
実に数年ぶりに、「徹夜」をしております。

たくさんのお客さま、カラフルな参加者の皆さんとともに、とても楽しい時間でした!
最後の集合写真を撮ってくださったのは、今回初めての出演、ラッカサン2ndのドラマー聖太くんの母であり、ラッカサン2ndのギタリスト聖二さんのパートナーである、光江さん(^ ^)。
ありがとうございました!

さて、今回は今年初めてのカラフルライブにふさわしく、全6バンドの参加バンドのうち、3バンドが「ゲスト」さんでした。新たな風を感じたライブでもありました。
そのゲストバンドさんの1つ、「第二営業部ミッチ&ヒロ」のリハーサル風景です。

ヒロさんは以前、ROSSOでZOEの演奏経験がありますが、ミッチさんは初めてとのこと。
初めての箱に慣れないことも多く、みんなで、できる限りのサポートいたしました。
手前味噌ではありますが、カラフルの、ここがステキなところです(^ ^)v。
・・・ところが、その調整の合間を縫って、リッチーさん、ギター略奪!
一瞬、われを忘れたかのように、昔のギター少年に戻っていました♪

しかしこの後、ミッチさんちゃんとギターを奪還し、無事にリハーサルを終了したのでした(^ ^)

さて、リハーサルも無事に終わりまして、カラフルライブ、スタート!
トップバッターは、カラベンでお馴染み、笹田修二さんがパーカッションで参加しているESS8さん。
なんと8人の大編成バンドさんです。

皆さんそうだと思われますが、やはりコーラス&ボーカルの、美魔女2人に目がいきます(^ ^)。


とってもサバサバとした感じの美魔女お2人でしたが、とても柔らかく、やさしい歌声でありました。
「熟年イケメンドラマー」との前評判高し、ドラマーの小山さん。


フロントのギターお2人の間からのぞく風貌は、たしかに「熟年イケメンドラマー」さんでした。
カラフルベンチャーズのギタリスト、笹田さんは、このバンドではパーカッション!


さまざま工夫を凝らしての演奏、さすが研究熱心、勉強熱心の笹田さん、でした。
客席からステージをみて、美魔女でふんわりムードの右側に対して、左側はメンズ3人で固めます。

私は自分がベースを触るので、ついベーシストさんに目がいくのですが、ESS8のベーシスト片山さん、独得のフォームで、きっちりとした演奏。引き込まれました。
キーボード福田さんのソロ。

とっても軽い小型のキーボードで(可搬性、機動性を考えてのことと思われます)、さまざま音色に工夫を凝らされていました。
全体的にふんわりとした雰囲気漂うESS8ですが、ギターのお2人はなかなかに硬派な感じでした。

美魔女お2人が柔らかいボーカルなのに対し、センター安東さん、なかなかにパワフルでありました。
この日のセットリストは、
・What’s Going On
・Feel Like Making Love
・夢で会えたら
・Sunday Morning
・Oye como va
でした。
最後のOye como vaで楽しく盛り上がり、ESS8さん、お疲れさまでした!

そして2番目、「ベタメタル・パレット」です。
ギターはアコギで、そしてキーボードが入って、「耳なじみのいい、楽しい音楽をどこででも」演奏しようと、母体のベタメタルとは、一線を画して活動していこう、としているバンドです。
本番直前まで、ステージギター側ではラッカサン2ndの聖二さんが、アコギの出力調整をしてくださってます。

そして、キーボード側では、坂口さんがキーボードの出力調整を。

1曲目、メリッサ。
出だし好調なベースのわたし。

ところが、中盤でどうしたものか、ベースラインをきれいさっぱり忘れ果ててしまいました。
そういう時はすかさず、思い出すことをあきらめて、笑顔で手拍子!

一番のステージパフォーマンスは笑顔で楽しそうにすること、が私の身上ですから!
(単なる屁理屈と言い訳です)
さて、今回、ベタパレということで、ギターはアコギで、当然座っての演奏でした。
これが、多くの方に不評のようで、「立ちんしゃい、あんた」とギタリストは言われていたようです(^ ^)
しかし、どーもですね、私個人的には、アコギで立って演奏するとなると、この方や

この方のような

コブクロ・ゆず的になってしまうように、思っておるところでございます。
もちろん、コブクロ、ゆずはカッコイイのでありますが、わがベタパレのギタリストが、その手のかっこよさを持ちうるか、となると話はまた別でして、このように

座って頭をふりまくり、会場の皆さんに爆笑していただく、

という感じのほうが、向いているのではあるまいか?と思ったりしているところです。

そして、今回のベタパレのステージで、大進歩をとげたのはこの方。
キーボードのイクちゃんです。
この笑顔。2015年3月21日。この日のライブの笑顔です。

対しまして、これは2014年11月29日の、パレットでの演奏中のワンショット。

友人ならずとも、「一体何があったんだ」と心配してしまうような、表情です。
「笑顔で演奏」「楽しそうににこにこと演奏」は、彼女の課題で、今回見事にクリア!
ほら、やっぱり笑ってる方がいいですよね?

ボーカルのアンディ古川さんは終始楽しそうに歌い、しゃべり、

私も出ない声を張り上げ、

きっちりとリズムをキープし、グルーブを出してくれるGunちゃんのドラムの上に、いつものように楽しいステージでした!

今年はベタメタル・パレットは4回のライブを予定しています。
どうしても、母体のバンドメンバーにプラスワン、となると、「母体バンドの亜流」、「母体バンドの片手間仕事」に流れそうになる危険をはらみます。
しかし、きちんと方向性を定め、母体バンドとは、いっそ別バンドである、というくらいの意識をもって、目指すところにビシッとフォーカスをあてて、頑張っていきたいです。
ベタパレのみなさん、頑張りましょうねっっ

・・・と1人声を張り上げたところで、3番目の出演は、今回初めてカラフルライブに参加してくださった、
「第二営業部 みっち&ヒロ」です。

ハーモニカ王子の異名をとる、ヒロさんのハーモニカが響く、長渕剛の曲からスタート。

曲はDon’t Cry My Love。
なかなかに時代を感じさせる、趣ぶかい歌詞であったので、少々ここに引用させていただきます。
・・・・・・・
ねぇ、今度いつ会える?
また私と会ってくれるの?
何回聞けば答えてくれるの?

今夜のお前 とてもきれいだ だけど
たのむから この俺を確かめないで
・・・・・・・
これって、今の時代、男性のみならず、女性もきっとこう思う場面が、半々であるように思います。
「私を確かめないで」
こう言いたいときって、きっと女性もたくさんあるでしょう。
自分に置き換え、思わず自分の世界に入ってしまいそうになりました。

また、そんなことをいろいろ考えてしまいそうなくらい、ヒロさんの声は柔らかく、いい意味で「聴き手の思考を邪魔しない」んですねぇ。
私はかつてヒロさんと一緒にバンドをしていましたが、歌声をじっくり聴いたのは初めてでした。
とてもすてきな歌い手さんでありました。

この後に、去年の2月、われらが盟友ドラマー、夏田さんの結婚パーティで披露した、「結婚組曲」も。
結婚行進曲、関白宣言、部屋とYシャツと私、バタフライ、などを組み合わせた曲ですが、不思議な掛け合いになっており、とても楽しい、そしてステキな組曲です。
みっちさんとヒロさんの歌声、ピアノ、ギターが、とてもいい感じでありました♪

さて、第二営業部、とユニット名を言うだけあって、ユニット名を裏切らずに、ライブ会場でも「営業」を熱心にされていた、みっち&ヒロのお2人。
営業活動として、このようなプレゼントを会場の方に配っておられました。

どちらが描いたのでしょうか。とっても似ています(^ ^)
中にはお菓子も入っていました☆

ライブ告知を、このように手渡しで、お菓子を添えてする、というあたりに、2人のお人柄がうかがえ、とてもいいな、と思いました♪

さて、後半はギターとピアノが交代。

・亜麻色の髪の乙女
・ルージュの伝言
など、みんなが知っている曲を、やわらかく、ステキな雰囲気で聴かせてくださいました。


お2人はカラフルに今後参加してくださる、とのことで、女性の仲間が増えるということからも、とても嬉しいです!
かねてから「女性ミュージシャンの輪」を広げ、交流を深めたい、と思っているので、熱心に練習をし、一生懸命活動されているみっちさんの参加は、とても心強いです。
みっち&ヒロさん、今後ともよろしくお願い致します!

さてさて、4番目は、ガラリと雰囲気をかえまして、「ラッカサン2nd」さんです。
ギタリストは仮の姿の、聖二さんの漫才ショーバンドかと思ってしまう、このワンショット。

聖二さんは普段から「しゃべるしゃべる、おれーさーまー」という感じの方ですが(メロディは「ランナー」でお願いします)、実際MCでも「あの短時間に、よくまぁこんだけ」と思うくらい、面白いことをしゃべります。
しかし、もちろん、ラッカサン2ndは「中島聖二漫才ショー」ではありませんで、かなりロック色の強い、それもハードロック色の強い、カッコイイフュージョンバンドです。

骨太のギターの音が2本重なって、ソレハソレハ、ロックな音楽でした。
ベーシストの齋藤さん、テクニシャンであるのは存じ上げていましたが、ラッカサン2ndでは音作りも他のバンドとは違うのでしょうか?いつも以上に野太い、野生的なベースでした。


リズム隊2人、常に目を見合わせながら、グルーブを支えていました。

ラッカサン2ndのリズム隊を支えるドラマーは、ギタリスト聖二さんの息子さん、聖太くん。

ものすごく練習を積んできたことがわかりました。
楽しみながらも、本当に一生懸命叩いていました。
会場から「ショーター」という声援も飛んでいましたね♪

さて、ラッカサン2ndはインストバンドで、翼の片方は聖二さんが、そしてもう片方を担われるのは、Sphericalでもお馴染みの、加藤さんです。

どんなにロックなサウンドになっても、丁寧なピッキング、一音、一音に責任をもっている、という感じのプレイスタイルは変わりません。

次回は5月3日、Colorful Hard Rock fesです。
メタルやバリバリのハードロックバンドが多い中、唯一、インストバンドでの参加です。
とても楽しみにしています!
ラッカサン2ndの皆さん、ありがとうございました!

さて、2015年最初のカラフルライブ@ZOE、早くも大詰めを迎えました。
普通のカラフルライブが8バンドとか10バンドとかで決行してるので、6バンドというのは、少ない感満載です。
なんだかすごーく余裕がありました(^ ^)。

5番目の出演は、今回はソロでの出演、坂口豊さん。

今回、坂口さんのライブレポは、全面的に私情をはさみまして、
・恋のフォーチュンクッキー(AKB48)
・このままが(SION)
・星空(坂口豊)
に集約させていただきます。

まずは、恋のフォーチュンクッキー。
坂口さんが、AKB48の曲をすると、ダレがいったい想像したでしょうか。
驚きでした。
熱唱してます。

真剣です。

ご自分では「二度とせんぞ」と言っておられましたね(^ ^)。

しかし、この曲のとき、会場のあちこちでは口ずさむ方、座ったままで踊る方、さまざまおられました。
みんな、後ろの友だちと目を見合わせ、振りを合わせてみたりと、とっても楽しそうでした。
坂口さんも私も、音楽ボランティア「パレット」で活動する身なれば、やはり、このように「大ヒットとなって、みんながよく知っている曲」というのは、レパートリーとしてもっていて正解なんだなあ、とつくづく思いました。
聴いてくださる方が楽しめるかどうかっていうのは、とても大切なところですから。
坂口さんは、うちの4番目同様、Perfumeがお好きなそうなので、いずれはPerfumeのレパートリーなどもいつか取り入れて下さったら、また楽しいだろうなぁ、と思います♪

・・・かと思えば。
今回のライブで、この曲を外して坂口豊は語れない、と私が思う、「このままが」。
この曲で、坂口さんのもっている力を、私は目の当たりにしたように思いました。
坂口さんは、どっちかといえば、MCは苦手、というか、できればあんまし喋りたくない、というように見受けられます。
だから、あんなに声量があって、素晴らしい歌声なのに、MCになると、いきなり昔懐かし「つぶやきシロー」状態になってしまうような(^ ^)。
ところが。
「このままが」(SION)を彼が歌い始め、どんどん歌の世界が展開されるに従って、会場内がシーン、と静まり返っていきました。
この曲は私は初めて聴きましたし、そういう方も多かったはずなのです。
けれど、みんなが歌の世界に引き込まれていって、ステージの真ん中にいる坂口さんに、みんなの「気」が集まっていくように私は思いました。
力の限り、心のありったけを注ぎ込んで歌い終わった坂口さんの姿。

ぬぐっておられたのは、涙なのか汗なのか。

そして、今回、初めてカラフルライブでのお披露目となった、「星空」。
この曲は、重度の障がいをもつ子どもたちと出会う中で、彼ら彼女らのことを思い、坂口さんが丁寧につくられた曲です。
この曲を彼がつくり、人工呼吸器をつけている子どもさんの担任に、その話をしたとき、担任の先生は泣いていました。
人工呼吸器をつけ、半径100メートルもない、ちいさな空間でしか生きていけない子どもたちに、見たこともない人が、曲をつくってくれた。
それは、その子どもたちが生きている、ということが、外の世界に発信されていく、ということに他ならないのです。
誰からもその命を知られることなく、一生を終えていく子どもたちは、たくさんいます。
そのような子どもたちにとって、「星空」はとても大切な歌です。
これからも、いろんな場所で歌っていただきたいな、と思います。

坂口さん、ありがとうございました!

そして、2015年最初のカラフルライブ、一番最後は進入禁止です。
坂口さんの後で、進入禁止かいっ と、自分で自分にツッコミ入れたくなりますが、ラストの進入禁止、頑張って書いていきたいと思います。

進入禁止は、とりあえず毎回セットリストの「テーマ」があって、それにともなって「ドレスコード」があります。
今回のテーマは「春~卒業」。
そして、当然というか、無理やりというか、ドレスコードは「制服」でした(^ ^)。
メンズは学ラン、レディスはセーラー服。
まさか、このトシになってセーラー服を再び着る日が来ようとは、夢にも思いませんでしたねぇ。

私は楽天で買ったコスプレですが、他のメンバーは全員、「ホンモノの学ランとセーラー服」を着ております。
かなり無理はありますが、やっぱり楽しい!
一気にタイムスリップしたようです。
やっぱり学ランを着ると、昔の学生時代の感じになるのか、リッチィさん、真面目なプレイ。

と思ったら、3曲目のチェリーブロッサムで、あっさり真面目スタイルは放棄して、メタル青年に戻っておりました(^ ^)。

チェリーブロッサムは、キーが高くて、とってもお聞き苦しいんじゃないかと、毎回すごく怖いのですが、この日、途中でZOEのオーナー、MAYUMIさんが、紙テープを投げて応援してくださいました!

写真の右端にチラと見える端正な横顔が、MAYUMIさんです。
いったいおいくつなのか、まったくわからない、スーパー美魔女です★
すっかり嬉しくなったわたし、リッチィさんと一緒にヘドバンというか、ジューダスプリースト状態というか。

さてさて、アホばかりやっているような進入禁止ですが、実は練習はすごく真面目で、かなり定期的に練習し、細かいところまで、実はちゃんとやっております。
今回、もっとも演奏隊がてこずった、「旅立ちはフリージア」の間奏。
ところが、めっちゃ練習したのに、本番コケコケ(T_T)。
もう笑うしかない!

しかしへこたれずに、きっと5月3日のPEACEライブでも再挑戦することでしょう。
ラストは、昨年夏の2デイズライブで、The Lips⇒Liesがビーチボーイズをやってたのがうらやましく、「みんなでコーラス」をやってみた、フィンガー5の「恋のダイヤル6700」。
一番最初に私が携帯であーちゃんに電話かける、という演出をするハズが、すっかり忘れ果て、あーちゃんがキーボードに入れてる電話音でスタートしました。
が、ともかくもフロント4人全員が歌う初体験!を果たしました♪

リッチーさん、ノッております。

最後まで、ロケンロールで(私たちが)盛り上がったステージでした!

こうして、2015年のカラフルライブも、楽しく幕を開けることができました。
参加者のみなさん、来て下さったお客さま、ZOEのMAYUMIさん、スタッフの方に、心からお礼申し上げます。
わたしたち社会人バンドであってみれば、いつなんどき、「転勤」や、「家庭の、よんどころない事情」で、バンドを離れなければならないかはわかりません。
今日、とても楽しい時を一緒に過ごしても、次回はないかもしれない。
そんな思いは常にどこかにあります。
だからこそ、今この時を大切に、過ぎていく時を無駄にしないように、と願います。

次回のカラフルライブは、6月21日の日曜日、同じくZOEで行います。
今年も、カラフルライブを、どうぞよろしくお願いいたします!

コメント

タイトルとURLをコピーしました