今日から短期集中で図書館整備。

今日から2週間、私が主になって管理している図書館の整備を始めます。
基本的に私が1人で整備作業をするのですが、今日と明日はうちの4番目が「図書館ボランティア」で来てくれました。
真ん中の娘と4番目は、もう何回か、夏と冬に図書館ボランティアで来てくれていますが、その中で一番うれしいのは、「図書館ってすごくやることが多いんだね。」とか、「図書館の仕事っておもしろいね。」と言ってくれることです。
もしかして、将来、図書館にかかわる仕事についてくれる日がくるかなあ、と心ひそかに期待していたりします。

さて、今日は「絵本の本棚につける絵カード」を全面的に新しく作る作業をしてもらいました。
「絵本の本棚につける絵カード」とは、ある公共図書館がしていたものを真似したものです。
50音順に並べてある絵本の棚の、たとえば「あ行の絵本」のところには、「アイスクリーム」の絵カードを貼るのです。2年前に作ったのですが、そのときにはラミネートを使わなかったことと、3割くらいをワープロソフトに入っているイラストを使ったので、自分でも「いまひとつ」の出来でした。
2年前に私が作った絵カードです。

「ラミネーター」を使わず、厚紙にプリントアウトした絵を貼って、それをブックフィルムで覆ったものなので、厚みもあり、汚れが付着しやすいです。
裏面に、ブックフィルムを丸くしたものを貼り、それを直接本棚の枠に貼り付けていました。

裏は2年の間に日に焼けてしまっています。
これを、全面的に作り直すことにしたのです。

4番目は昨日からイラストデータを集め始め、カードを作成したのですが、やはり小学生ならではの視点で、こんなことに力を入れたそうです。
●写真ではなくイラスト。
●リアルな絵は選ばず、かわいいもの。
●色は濃くて目立つもの。
●カードの大きさいっぱいにイラストを入れる。

一生懸命に作業中です。

作業中のパソコン画面。
カード作成のソフトは一太郎です。A4縦割にすると作りやすかったようです。

「る」など、絵を探す以前に「言葉そのもの」を探すのが難しいものもあります。
「るのつく言葉は何がある?」と聞かれたので、私が
「ルビーかルパン3世は?」というと、
「ルビーやら誰もわからんよ。ルパン3世も知ってはいるけどねえ・・・」と煮え切らない返事。
私にとって「る」→「ルビー」→「寺尾聰のルビーの指輪」なんですけど、当然小学生にとっては、へ?ルビー?なんですよね。
こういう「世代の差による感覚の違い」というものを、大枠ではわかっていても、細かなところでつい見落としてしまいがちなんだなあ、と気づかされた一件でした。

それはさておき、「るのつく言葉」とかでウェブでちゃんと探せるんですよね。この後困った言葉はすべてこの手をつかったようです。
カードのデータが出来上がり、大きさを合わせるために、印刷の「拡大縮小」を使い、A4、B5、A5の3種類でプリントアウトして本棚に直接あわせてみました。

A5に縮小印刷することに決定し、最後は上質紙に印刷しました。

これをカットしてラミネートします。

私はラミネート用紙はA3を買っていますが、このように小さいものを沢山並べると、ラミネーターに入れるとき、バラバラバラッと崩れてしまいます。
これで大失敗を2回ほどしています。
このとき同僚に「裏にちょこっとだけ糊をつけて止めとくといいんですよ。」と教えられ、あ、そうかぁ、と思った次第です。

カードはラミネートかけただけでは、まだ完成ではありません。
明日、完成することでしょう。

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