中学3年の坊主の「勉強机」は・・・


これこの通り、プロレスのポスターやらなんやらで溢れかえっています。
先日の学力テスト、国数英社理、5教科の全国平均(だったかな)を5角形であらわして、そこにカラーで本人の成績が示されていました。娘はともかく、息子のカラー部分は、「え、これって的あてゲームの中心部?」と見まごうくらいに、中心にちょびっとだけでした。
こう申し上げてはなんですが、私は中学時代、そこまで悪い成績はほとんど取ったことがなかったので、「ほお・・・」と、感動すら覚えます。
同僚の中には、自分の過去と比べて、自分の子どもの成績が悪いと叱る、というタイプの人もいますが、私はかえって感心してしまったりします。

人生は長く、学生時代だけで決まるものではないので、長い目で見ていこう・・・と思うのですが、私の父が、先日こんなことを言いました。
「学校の成績がすべてではない、高校進学がすべてではない、ということはよくわかっている。
学校に行かなくても幸せになれるだろう、ということもわかる。
だけど、お父さんは孫たちがそうやって幸せになっていくところまで見届けてやることは出来ない。
だから、学校に行ってくれたら、幸せの階段を1段上ってくれた、と安心できるんだ。」
80になる父にこういう風に言われると、言葉のない思いになるのも確かです。
私が仕事を続けてこれたのは、両親が保育園の送りを毎朝してくれたからで、とくに息子は「じいちゃんっ子」だったので、「じいちゃん孝行してくれよ・・・」と、つい思ってしまいます。

息子が勉強してくれれば話は簡単なのですが、すべからく「人の行動次第」というのはもどかしいものですね。
いっそ私が受験勉強して高校受験したろか、と思うくらいです。
まだ当分、悩ましい日々は続きます。

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